寒くなってくると、外で待ち合わせするよりも、喫茶店やファミリーレストランなどで人と待ち合わせする機会が増えますよね。
そんな時に必須なのがファミリーレストランのドリンクバー。いろいろなハーブティやコーヒーが飲み放題です。
私はメディカルハーブセラピストのインストラクターもしているのですが、漢方のように、ハーブもとっても体を元気にする効用があるんです。
今回は、そんなファミレスで飲める女子力アップのハーブティについてご紹介します!
女子力アップの成分は、花と果実にあり!
植物の中でも、花や果実には、動物を引き付け、繁殖に役立ててもらうように、動物をその気にさせる、興奮させるような成分が多く含まれています。
実を食べられたり花粉を運んでもらうのが、植物の性の本質なのですね。
女性の場合、この動物を興奮させる要素は、女性ホルモンと深くかかわっています。
花と果実の香りを取り入れると、美肌になり、心の美意識を高める効果があります。
これらのハーブをぜひ取り入れてみてくださいね!
ローズヒップ/ハイビスカス
真っ赤なハーブティといえばこの2つのお茶ですね。
どちらもビタミンを多く含み、甘酸っぱさと、色の華やかさが魅力的です。
ローズヒップはバラの花が咲き終わった後に出来る実で、「ビタミンCの爆弾」と言われるほどビタミンCが多く含まれ、美肌効果抜群です。
ハイビスカスは日本では「芙蓉」という名前で美人の代名詞になっている花です。クエン酸とビタミンCが豊富に含まれていて、疲労回復効果があります。
よくこの2つが一緒にブレンドされているものが見られますが、その理由は味が似ていて調和し合い、お互いを補い合って美容成分の吸収を高める効果があるからです。
カモミール(カミツレ)
よく春~夏に咲いている、白い花びらと黄色い中心部が可愛い野草です。
お茶にすると、とってもいい香りが残り、苦みがなくて飲みやすく、リラックス効果が抜群です。ノンカフェインで眠る前にも飲めますし、子供やお年寄りにもおすすめです。心が穏やかになると、血流が良くなり、ホルモン分泌も活性化します。
寝る前に飲むと彼氏と優しい気持ちで向き合い、いちゃいちゃできるかもしれませんよ。
アールグレイ(ベルガモットの香り)
アールグレイは紅茶の茶葉にベルガモットの香りづけをしたものです。
華やかな香りがお姫様のような気分にさせてくれます。
上品にふるまうと、女性ホルモンが活性化してより女性らしい体つきになるので、ぜひお姫様気分になりたいときに飲んでみてくださいね。カフェインが入っているので勉強するときにも効果的です。
ホーリーバジル(トゥルシー)
インドで、昔から飲まれているハーブティで、ヨガを行う人たちを中心に大ブレイクして、今では欧米ではスーパーでも一般的に売られています。
抗酸化作用が高いために若返り効果抜群で、特徴的な香りは心身をリラックスさせ、空気を浄化し、運気を上げる作用があります。
以下はコーヒーなどとも相性がいい、ハーブです。
ファミレスのコーヒーの味が物足りない時に加えてみてくださいね!
バニラ
バニラはラン科バニラ属の南国で育つ花からとれる香りです。
アイスクリームや生クリーム、クッキー、、卵菓子の香りといえば、やっぱりバニラですよね。
甘い香りが心身をリラックスさせ、ロマンチックで楽しい、前向きな気分を引き出してくれます。実は性欲を高める効果もあるので、ボディクリームやアロマとして男女ともに夜の時間に取り入れるのもお勧めですよ。
レモングラス/レモンバーベナ
タイではお茶だけでなく、料理や化粧品など、日常の様々なシーンで味わうことが出来ます。
レモンのような香りのする草で、身体の中をきれいにするデトックス効果、リラックス効果と食欲増進効果があります。
シナモン(肉桂)
古代エジプトから愛されてきた万能のスパイスで、心身をリラックスさせ、身体を温める作用があります。
胃腸や内臓をきれいにし、機能を強めてくれるため、薬としても使用されています。私はスターバックスに行くとおいてあるので、カフェオレに加えています。
シナモンシュガーパンやアップルパイ、チャイなど、冬のスウィーツにも合いますよね。
ジンジャー(生姜)
生姜紅茶や葛湯、チャイ、甘酒など、冬の飲み物にピッタリなスパイスですね。
ショウガには「ジンゲロン」と「ショウガオール」というショウガにしかない成分があり、身体の代謝を上げて血の巡りをよくする作用と、内臓の分泌液の働きをよくしてデトックスや治癒を促進させる作用があります。
身体の冷えや凝りも改善でき、肌や愛液の潤いの保持に役立つため、セックスライフともとっても相性がいいのです。
100円から手に入るチューブのショウガが出回っていますが、ショウガは皮と身の間に有効な成分があるので、生のショウガをお勧めします。その都度おろしたり千切りにして食べると香りも辛さも爽やかでおいしいですよ。
まとめ
冬の寒さはハーブを取り入れる絶好の機会です。
乾燥しやすい季節ということは、化粧品やハーブなどに含まれるの美容成分が少量でも浸透し、効き目が出やすいということです。
是非、体質改善や美容増進に役立ててみてくださいね!
ちなみに、お茶を飲むときに、1回お湯を注いで、数十秒待ってカップを温めてから、お湯を捨てて、お茶を淹れるだけで、お茶のおいしさが大きく変わります。
唇に冷たいカップが触れると、そこで体温が奪われてしまうので、香りや、味への感度が落ちるのです。
私は猫舌なので、お茶を入れた温めたカップと通常のカップを持ち、飲む前に2回移し替えます。器を移し替えると、お湯の温度が10度下がると言われているので、温かいカップから冷たいカップに移し替え、また温かいカップに戻すと、ちょうど飲みごろの温度になります。移し替える際にカップの中の濃く出ているところと薄いところが混ざるのと、空気が入り、茶葉が開いて成分が出るのもいい感じです。
ちょっとひと手間加えて、ハーブティの繊細な味と香りを楽しみましょう!